人気ブログランキング | 話題のタグを見る

文字は人なり。

「お母さんが学校の先生ってことで
一番イヤだったことは…」

って、上の娘が教えてくれたことがある。


それは、友達に

「お母さんが先生だとイイね。勉強、教えてもらえて!」

と言われることだったらしい。

「うち、お母さんに勉強、教えてもらったことなんかないし…。」

と、長女はとても不満そうだった。

そうなのだ。

わたしは、忙しすぎて、わが子の勉強を
見てやったことは皆無に等しい💦

ただ、そんな私だけれど、

一つだけ、ふたりの娘に
厳しく、教えたことがある。

それは、「文字を丁寧に書くこと」だ。

娘たちには、

字を丁寧に書く人になって欲しい。
キレイな字が書けるようになって欲しい。

それだけは強く思っていたので
小学校の低学年の頃は
字のことについては、
ずいぶん厳しくした。

「字は、一生のものだからね」と
言って、いい加減な字を書いていたら
全部消して、書き直しさせた。


ふたりの娘は今、
親が言うのもなんだけど

とてものびのびとした美しい字を書く。

高校時代、
強豪バレーボール部に所属していた
次女は、けっこう有名な書道の先生が
担任の先生だったとき、
いつも、字を褒めてもらって、

「バレー部がイヤになったら、いつでも書道部に来なさい。」と
声をかけられていたらしい(笑)

これは、次女の高校時代の書道の時間に
作った作品(*^^*)

文字は人なり。_e0251855_16374582.jpg



上の娘については
さらにオマケのエピソードがある。

長女は左利きだった。

ばあちゃんが、字だけは右で書くように
しつけた方がいい!と言うので、

字だけは、右手で書くようにしつけたのだが…

長女は、こわいお母さんの前では
右手を使って字を丁寧に書き、
優しい学校の先生の前では、
堂々と左手を使って書いていたようだ。

個人懇談でそれが判明し、
可笑しいやら、呆れかえるやらで
長女の利き手矯正は、その時点で諦めた。
なんとも、たくましい娘である(笑)

低学年のとき、字を丁寧に書くことは
右手でしつけたのに、
長女は、左手で書くようになっても
丁寧に字を書くことができた。
一時期は器用に両利きで
文字を書いていた。

長女の記憶力が優れているのは、
もしかしたら小さい頃に
両方の脳をしっかり使った
おかげかもしれない…と思ったりする。


沖縄で寺子屋を開いたときに
教えたいことは、

「読み、書き、計算」

本をたくさん読む子。
文字を丁寧に書く子。
自分の気持ちを文章にできる子。
基礎的な計算問題は解ける子。

難しいことは、
私にはできそうもないからね(^^;;




(o^^o)
by mangolove | 2014-10-02 14:20 | むすめ | Comments(0)

2015年春。沖縄県の宜野座村という村に移住。日々の雑感をきままにつづります。


by mangolove
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31